犬猫救済の輪より転載です
アニマルウェルフェア連絡会より
http://awn.awn.sub.jp/
過去と今回の大きな違いは、平常時から国家公認公益法人の集合体による「緊急災害時動物救援本部(以下、救援本部)」があったことです。
震災当日には既に組織されていたものと考えられます。
過去の災害時の余剰義援金もいくらかはプールされていたようですし、直ぐに「動物救援義援金」の集約も行われました。
従って関係自治体などと調整のもと、直ぐに仮設動物シェルターの設置と救済システムが始まるものと強く期待され、多くの方々がこの本部への募金をすすめました。
その理由は・・・「救援本部」が司令塔になり、被災動物を受け入れる拠点を置かない限り、今迄と同様に「緊急に救援を行おうとする人々の勢力」にマスメディアをはじめとする社会全体が翻弄されるからです。
その結果さまざまな動物救済体制が乱立し、国家公認の動物救援本部の権限も機能も作用しにくくなることを何度も体験していました。
今まさにその同じ過去を繰り返しています。
今さら過ぎた日々を責め立ててもどうにもなりませんがほんの一例を上げながら、今後に向けて思いをすすめます。
●ある公式な会議で動物救援本部の構成団体から派遣された有識者が、結果的に「動物より人命」と受け止められる発声をしてしまいました(本年5月、都庁で)。
◆災害発生時に動物救援の具体的で実質的な仕組みや拠点を立ち上げていたのならこのような「禁句」に触れなくて済んだのですが・・・!但し一方ではこの重鎮団体の、各勢力分野を包括する調整力は絶大とされています。
●「十分な預かり先がないのにペットを集め、たらい回しにするなどの悪質な団体もある」として注意を促した同本部構成団体が新聞報道されました。(5月19日毎日新聞)
◆災害発生時に同本部が動物救援シェルターを設置していないため、被災動物の公的な受け入れ先のない事態への言及を避ける言い逃れと皮肉られ、本末転倒・・・!しかし一方でこの団体の、命ある動物の擁護活動は広く評価されています。
●同じく本部構成団体の一つは「被災動物の救援活動は被災した飼い主への支援である」との考え方を表明し、飼い主による被災愛玩動物の飼育管理を防災協定の基準に組み入れているようです。
◆放置されあるいは放浪する飼い主不明の被災「愛護」動物救済には自ずとさまざまな条件が付くものと思われます・・・!同様に、この団体の適正飼育などの教育システムは他に類をみません。
●動物救援本部とは名称もそれぞれ別途に、関係自治体や関連団体のうち、主に各県や市の獣医師加盟団体などが主体の動物救済の拠点が複数箇所設置されています。
◆多くの人々は、被災動物の直接的な救援を望みます。
理念も勢力分野も異なる動物救援本部構成4団体に一つの同じ道理を求めても、当初より困難と思われます。
●愛護動物所管の環境省は、動物救援に際しての資金や物資の提供や要員募集を当初から積極的に行おうとしています。
以上などの際立つ事例から今後を判断すると・・・
被災動物を救援するための根拠法令があいまいなので、国や自治体が積極的に動きにくい事態の解消を目的に「動物救援本部」が考えられたと思われますが、2ケ月を経過して実質的には環境省が動物救援の推進力になっているようです。そこで・・・
(1)これからは「環境省動物愛護管理室」に動物救援本部を置いて司令官役を担い、適切な指揮を出せるようにし、必要ならば法体系を整える。
(2)現在の動物救援本部構成4団体制度を見直し、それぞれ独立してその得意分野や特色を最大限活かせるようにし、環境省に置く動物救援本部から司令を受けた関連自治体の動物救援所管と協働し、被災動物同行避難所の運営や救済シェルターを設置する。
(3)今回立ち上がった「動物ボランティア団体全国民間ネットワーク」やそのほかの「動物が命ある」と思い何かを行う人々やグループなどは、環境省と自治体と公益4団体が協働で運営する各地の救済シェルター拠点に帰属し、ボランティア活動を推進できるようにする。
以上(1)~(3)は、過去の体験や現状から判断されるアイデアの一つですが、未曾有の大震災ですから今迄に無い思い切った方法ができると思うのです。
もっと詳しくは|AWN連絡会・東日本大震災|で
福島で保護の待機犬猫頭数
飯館村(成猫3匹。子猫5匹)
飯館村(成猫4匹。子猫5匹)
都路村(成猫3匹)
福島保健所(子猫5匹)
福島保健所(子犬5匹)
車のエンジンの中から保護(子猫2匹)
今週引取り予定飯館村(成猫3匹)
計 35匹です。
お願い
現地での捕獲保護、保護動物の維持等で、時間も労力も不足しています。
福島ー川崎間 犬猫の搬送をお願いできますボランティアさんがいらっしゃいましたらご連絡ください。
一度だけでも、助かります。 メールフォーム
避難に伴い、手放さなければならない動物が、次次に保護されております。
被災地の猫の多くは出産しており、現在福島県内のペットホテルと神奈川県のTNR日本動物福祉病院内で、何組もの母猫がそのまま赤ちゃんを抱いて育てています。
しっかり離乳した後の、子猫、母猫の里親のお申し出をメールフォームにて受け付けております。
また、不妊手術がなされておらず外で増えてしまったというようなケースが多く、あまりなついていない猫もいます。
しかし、不妊手術をしてもに避難後のエサがもらえない場所に戻すわけにはまいりません。
触れないような猫でも迎えて下さる方がいらっしゃいましたら大変ありがたいです。
高邑勉議員ブログ
http://www.takamura-tsutomu.com/
玉木雄一郎議員ブログ
http://ameblo.jp/tamakiyuichiro/
新庄動物病院の掲示板
http://blogs.yahoo.co.jp/shinjo_ah
藤野真紀子オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/makiko-fujino/
被災地での動物と飼い主様・レスキューの皆様に大変有益な情報を発信して下さっています。
被災地動物情報のブログ
http://ameblo.jp/japandisasteranimals/
被災地迷子ペット探し掲示板
http://japananimals.bbs.fc2.com/
海外署名サイトCare2で、
「原発避難区域で動物救済の許可を求める」署名をつのっておられます。
記入は英語ですが簡単な入力で済みますー。
●Please Allow Animal Rescue in Japan's Nuclear Evacuation Zone
http://www.thepetitionsite.com/26/save-animals-in-Japan-evacuation-zone/
支援金のご協力を宜しくお願い申し上げます。
当会では、保護シェルターがないため、緊急避難させた被災動物を一時福島県内ペットホテルに預け、順次、川崎のTNR日本動物福祉病院に搬送しております。
振込先 郵便振替 口座番号 00240-3-17767 口座名義 犬猫救済の輪 044-276-9388
横浜銀行 大島支店 普通預金 口座番号 1189874 口座名義 犬猫救済の輪 044-276-9388
郵便振替は、通信欄に使途目的(例ー被災動物)と明記下さい。
尚、銀行振込の場合、お名前の欄以外は通帳に記入されません。
TNR日本動物福祉病院で受け入れできない猫達を現在、福島県内に留めております。
必要に応じ神奈川から福島に届けておりましたが、保護数の増加に伴いまして福島での物資が大変不足しております。
勝手でございますが、ご協力頂けます皆様には、しばらくの間、直接、福島へお送り願えましたら有難く存じます。
宜しくお願い申し上げます。
福島不足品です。トイレの砂種類問わずなるべく臭いのないもの。
子猫用ドライロイヤルカナンベビーキャット・レトルト・
成猫ドライフード・缶詰・子猫用ワンラックキャットミルク・子犬用ワンラックドッグミルク・哺乳瓶子猫用&子犬用(尚、離乳食は不要です)
犬缶詰 犬おやつ 犬おもちゃ 猫じゃらし
布製ガムテープ 油性黒マジック中太 乾電池 ウエットティッシュ 箱ティッシュ ペット用消臭剤 ペットシーツ(レギュラーサイズ・ワイドサイズ)
猫キャリーケース中古可・犬用折りたたみケージ中古可 犬用猫用(フロントライン レボリューション ドロンタール) a/d缶 宜しくお願い申し上げます。
受け入れ時間 平日12時から17時
受け入れ先住所 福島県石川郡玉川村大字中字後作田33-13
玉川ペット霊園 ボランティア事業部
お名前の前に使途目的(ヒサイ)とご記入下さい。
犬猫救済の輪TNR日本動物福祉病院は、小さな力ですが、
東北関東大地震による被災動物に手を差し伸べたいと思います。
被災地での保護猫数が増え続けています。