里親募集雨宿りわんこと、我が家のわんこと時々にゃんこ
☆7月6日のコムク☆
テーマ:ブログhttp://amba.to/n1Fpcq
皆様、コムクへの温かい応援メッセージ本当にありがとうございました。
コムクの今までの犬生は、決して幸せだったとは言えるものではありませんでしたが、
最期は多くの方々に見守っていただき安らかに眠りにつくことができました。
コムク自身こんなにも自分のことを想ってくれる人、涙してくれる人がいたなんて、きっとびっくりしていたと思います。
幸か不幸か、瀕死の大怪我をおったことで、コムクの存在は沢山の心優しい方々に知ってもらうことが出来ました。
コムクは、とにかくおっとり穏やかな性格、「人」が大好きなで
そしてとにかく我慢強い子でした。
入院中もスタッフの方から「この子はとっても我慢強いよ。相当痛いはずなのに、痛いとか苦しいとかの素振りも見せることがないし、もっとアピールしたらいいのに。今までの環境のせいかと思うと
見ているこっちが辛くなるね」と何度も言われました。
レスキューに入った頃のコムク
屋根のある場所ではありましたが、こっちから行ってあげないと触れあうことのできない奥の廃材に囲まれた場所がコムクの定位置でした。
本当は、人が好きでいっぱいかまって欲しいのに、いっぱい触って欲しいのに、
みんながワンワン大合唱の時でも 静かに私達を目で追ってるだけの控えめな子でした。
あの過酷な現場から初めて出られた場所は、新しいおうちではなく、病院でした。
体中が痛くて、苦しかったけど、その代わりにコムクの大好きな「人」それも「沢山の人達」の
優しさに触れることができました。
少しでも人に甘えることもできたのでしょうか。
たった12日間だったけど、コムクの夢が少しだけ叶ったんだと
沢山の愛を感じることが出来た12日間だったと思いたいです。
でも本当の幸せはもう少し先にあったのにね。
毎日撫でてもらって、毎日お話をして、毎日散歩に行って…
そんな当たり前の生活が待ってたのに…
元気になったらコムクを引き取りたいって言ってくれていた人がいたのに。
7月6日の朝のコムク
朝一番に会いに行くと、やっぱりご飯は食べないけど、自ら体を起こし、水を一生懸命飲んでくれました。
「昨日ブーに血を分けてもらったから、少し楽になったよ。」
「みんなに応援してもらってるし、僕頑張るからね」
って言ってくれているような感じに思えました。
私達が帰ろうとすると何度も起き上がり、なかなか帰れず困りましたが
後ろ髪をひかれる思いで一旦現場に行きました。
夕方、再度コムクに会いに行きました。
朝会った時より、呼吸が苦しそうなコムクの姿がそこにはありました。
でも、しばらくすると体を起こすことは出来ないものの、再び水を飲んでくれました。
安心したのもつかの間、先生から
「夜だけでもコムクの側に付き添ってくれる人がいたらと思うんですが、誰か家に連れて帰ってあげられる方はいませんか」
私達としては、このまま回復していくことしか考えてないというか、考えないようにしてただけかもしれませんが、回復する為にはここが一番の場所と思っていたのに…
先生の提案に困惑し、しばらく悩みましたが、ボラメンバーの家に連れて帰ることに決めました。
とにかくゆっくりと家まで車を走らせ、
「今日はずっと一緒だね」と、2人で寝室に運び入れました。
その間もずっと意識はしっかりして、いつもの可愛い目で不思議そうにまわりを見ていました。
部屋に入ってしばらくして、いきなりムクっと体をおこし私達の顔をじっと見つめ
一度大きく息をしたかと思うと、その後静かに息を引き取りました。
あっという間の出来事でコムクらしい穏やかな最期でした。
あの現場の中で 生き残ってきたコムクです。
誰かに守られることなく1人で戦ってきました。
襲った犬が悪い訳ではなく、全て人間の責任で
そしてフィラリアにかかってさえなければ、助かる命だったのかもしれません。
推定5歳の短い犬生でした。
あれもしてあげたかった、これもしてあげればよかったと後悔は尽きませんが
最期は1人ではなく、私達が見送ることができたこと、
温かい空気が流れるお家から旅立つことができたこと、
なによりコムクが苦しまないで逝くことができたことが救いです。
今思えば、私達の目を見つめ
「ボク もう行くからね」とお別れを言ってくれていたんだと思います。
最後に7月6日のコムクの姿です。
とても迷いましたが、生きたいという気持ちを強くもって、
頑張っているコムクの姿があります。
入院してから、毎日病院に行っていたけど、写真も撮っていたけど、動画は撮ったことがありませんでした。でもこの日なんとなく動画を撮ってみようという気分になりました。
この日が最期なんて思ってなかったから、危機感等1つも感じてない私達の声が入ってます。
実際に、この時はすごく元気だったから。
差し入れに牛肉を持ってきていたのですが、いらないって、鼻で力強く押し返してきています。
最期まで力強く生きていた姿を見ていただけると思います。
皆様への報告が遅くなってしまったことを深くお詫びいたします。
今日の午後13時30分から荼毘にふします。
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皆様、コムクへの温かい応援メッセージ本当にありがとうございました。
コムクの今までの犬生は、決して幸せだったとは言えるものではありませんでしたが、
最期は多くの方々に見守っていただき安らかに眠りにつくことができました。
コムク自身こんなにも自分のことを想ってくれる人、涙してくれる人がいたなんて、きっとびっくりしていたと思います。
幸か不幸か、瀕死の大怪我をおったことで、コムクの存在は沢山の心優しい方々に知ってもらうことが出来ました。
コムクは、とにかくおっとり穏やかな性格、「人」が大好きなで
そしてとにかく我慢強い子でした。
入院中もスタッフの方から「この子はとっても我慢強いよ。相当痛いはずなのに、痛いとか苦しいとかの素振りも見せることがないし、もっとアピールしたらいいのに。今までの環境のせいかと思うと
見ているこっちが辛くなるね」と何度も言われました。
レスキューに入った頃のコムク
屋根のある場所ではありましたが、こっちから行ってあげないと触れあうことのできない奥の廃材に囲まれた場所がコムクの定位置でした。
本当は、人が好きでいっぱいかまって欲しいのに、いっぱい触って欲しいのに、
みんながワンワン大合唱の時でも 静かに私達を目で追ってるだけの控えめな子でした。
あの過酷な現場から初めて出られた場所は、新しいおうちではなく、病院でした。
体中が痛くて、苦しかったけど、その代わりにコムクの大好きな「人」それも「沢山の人達」の
優しさに触れることができました。
少しでも人に甘えることもできたのでしょうか。
たった12日間だったけど、コムクの夢が少しだけ叶ったんだと
沢山の愛を感じることが出来た12日間だったと思いたいです。
でも本当の幸せはもう少し先にあったのにね。
毎日撫でてもらって、毎日お話をして、毎日散歩に行って…
そんな当たり前の生活が待ってたのに…
元気になったらコムクを引き取りたいって言ってくれていた人がいたのに。
7月6日の朝のコムク
朝一番に会いに行くと、やっぱりご飯は食べないけど、自ら体を起こし、水を一生懸命飲んでくれました。
「昨日ブーに血を分けてもらったから、少し楽になったよ。」
「みんなに応援してもらってるし、僕頑張るからね」
って言ってくれているような感じに思えました。
私達が帰ろうとすると何度も起き上がり、なかなか帰れず困りましたが
後ろ髪をひかれる思いで一旦現場に行きました。
夕方、再度コムクに会いに行きました。
朝会った時より、呼吸が苦しそうなコムクの姿がそこにはありました。
でも、しばらくすると体を起こすことは出来ないものの、再び水を飲んでくれました。
安心したのもつかの間、先生から
「夜だけでもコムクの側に付き添ってくれる人がいたらと思うんですが、誰か家に連れて帰ってあげられる方はいませんか」
私達としては、このまま回復していくことしか考えてないというか、考えないようにしてただけかもしれませんが、回復する為にはここが一番の場所と思っていたのに…
先生の提案に困惑し、しばらく悩みましたが、ボラメンバーの家に連れて帰ることに決めました。
とにかくゆっくりと家まで車を走らせ、
「今日はずっと一緒だね」と、2人で寝室に運び入れました。
その間もずっと意識はしっかりして、いつもの可愛い目で不思議そうにまわりを見ていました。
部屋に入ってしばらくして、いきなりムクっと体をおこし私達の顔をじっと見つめ
一度大きく息をしたかと思うと、その後静かに息を引き取りました。
あっという間の出来事でコムクらしい穏やかな最期でした。
あの現場の中で 生き残ってきたコムクです。
誰かに守られることなく1人で戦ってきました。
襲った犬が悪い訳ではなく、全て人間の責任で
そしてフィラリアにかかってさえなければ、助かる命だったのかもしれません。
推定5歳の短い犬生でした。
あれもしてあげたかった、これもしてあげればよかったと後悔は尽きませんが
最期は1人ではなく、私達が見送ることができたこと、
温かい空気が流れるお家から旅立つことができたこと、
なによりコムクが苦しまないで逝くことができたことが救いです。
今思えば、私達の目を見つめ
「ボク もう行くからね」とお別れを言ってくれていたんだと思います。
最後に7月6日のコムクの姿です。
とても迷いましたが、生きたいという気持ちを強くもって、
頑張っているコムクの姿があります。
入院してから、毎日病院に行っていたけど、写真も撮っていたけど、動画は撮ったことがありませんでした。でもこの日なんとなく動画を撮ってみようという気分になりました。
この日が最期なんて思ってなかったから、危機感等1つも感じてない私達の声が入ってます。
実際に、この時はすごく元気だったから。
差し入れに牛肉を持ってきていたのですが、いらないって、鼻で力強く押し返してきています。
最期まで力強く生きていた姿を見ていただけると思います。
皆様への報告が遅くなってしまったことを深くお詫びいたします。
今日の午後13時30分から荼毘にふします。
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