里親募集雨宿りわんこと、我が家のわんこと時々にゃんこ
犬猫救済の輪 代表の身体が心配です
以下転載
また、福島。
2011年07月11日 (月) | 編集 |
支援物資ありがとうございます。
JS様 HK様 MS様 ST様 EK様 MS様 YS様 MN様 YO様 EHS様 KY様 YS様 MS様 MO様 YT様 犬とENJ様 OY様 DRK株様 YM様 TT様 YS様 MY様 MF様 AA様 MT様
福島から戻り、捕獲保護した猫達を一匹づつ確認し、今後の治療方針などを決めていきます。
ここで、大変なことが・・・
何と捕獲してきた猫さんのうちの一匹が、まだ授乳中であることがわかりました。
この季節は、子猫を生んで育てている場合が多いので気を付けているのですが、体も痩せていてわかりませんでした。
けれど、よく確認しますとこれはまだ子猫は自立できる大きさまで育っていない可能性がある、すぐに母猫を戻してあげなくては残った子猫が生きていけない可能性があるという判断になりました。
捕獲器に入った際に、捕獲器を持ち上げ下からのぞいて、もっとしっかり見極めなくてはいけなかったと反省です。
母猫にいっぱい高栄養の食事を与えた後、車に乗せて、再び福島の元いた場所に戻すため出発しました。
私自身、もう、更に活動する体力は残っていませんが、それでも車にフード50キロ、水のタンク10本程を積み込んで行きました。福島についたのは夜、山道を進みます。
目的地まで着く間に何度も車を止めなければなりませんでした。
猫がいたからです。
家など一軒もない山道の道端に、どうして猫が。
大人になりきっていないような小さ目の猫が一匹だけ道端に。
それが2キロほど進むとまた、2キロほど進むとまた、というようにいるのです。
その都度、フード二袋と水を置き進むしかありませんでした。
一か所だけ、バス停のような形の雨がしのげる建物が残っていてそこには2匹いました。
そうして、母猫のいた場所にたどり着きました。その場所にもまだ残っている猫が3匹見えました。
母猫を放しました。子猫が育ってくれますように。
ここには、またこなければなりません。
けれど、もう、保護場所がありません。
ボランティアさんと話しても、どうしたらよいのか、そこから話が進みません。
シェルターを用意して、スタッフやボランティアさんで世話をしていただけるような場所を提供していただければ、まだまだ頑張って命を救ってくれる人たちはいるのに、そういう話は聞こえてきません。
言っていても始まらない、自分たちでできるところまでたとえ一頭でも助けるしかない、ボランティアさん達はそう言って来る日も来る日も行動し続けています。
フードと水を足して帰りを急ぎます。もしも帰りの山道でも猫に遭遇したらと思い、10キロは車に残してあります。
案の定帰りの山道でも数キロ進むと猫、数キロ進むと猫、フードも水ももうこれが最後。どうか、この先で猫に出会いませんように。
パトカーにも出会いました。事情を説明して、猫達にエサをあげて回っていることも話しました。今回、犬には出会いませんでしたが、おまわりさんに尋ねますとこの辺にも何頭もいますよということでした。
マイナス用語は極力使わないように心がけて、疲れたという言葉を使うことはまずないのですが、それにしましても、自分の身体の感覚を失いそうです。
臨時里親会、ありがとうございました。短い時間でも一頭でも暖かい家庭に送り出してあげたいと頑張ってみます。
子猫4匹、子犬1匹、良縁ありがとうございました。
被災猫達、更に力を入れて行先を見つけてあげなくてはなりません。
来週も臨時里親会やります。里親のご検討を宜しくお願い申し上げます。
富岡町役場 東日本大震災関連サイト
http://www.tomioka-town.jp/?p=2085
警戒区域内のペット(犬・猫)を保護します
2011年7月3日 カテゴリー:お知らせ(その他) ,新着
大切なペットを警戒区域20km圏内から保護・救出いたします
「福島県警戒区域内動物救援チーム」では、20km圏内に残されたペットを
無償で救出しています。
7月16日(土)から18日(月)の3日間、20km圏内に入り、ペットの保護・
救出活動を行いますので、ご希望の方はお申込みください。
【申込締切】
・平成23年7月15日(金)
【申込方法】
・「福島県警戒区域内動物救援チーム」に電話でお申し込みください。
電話 090-9200-2121
080-5197-6269 (上記連絡先不在時)
FAX 03-3756-2359
犬猫救済の輪ブログ 英語版
転載・拡散希望
署名にご協力ください! 世界に発進しました。
福島県原発20キロ圏内 餓死していく動物を見殺しにしないで
原発区域の動物の命を助け出そうとする飼い主やアニマルレスキューチームが救出に行くことを認めてもらえるよう、日本政府に許可を求める署名を集めています。
支援物資のお願い
成犬ドライ大袋(3~10キロ袋)
子猫・成猫ドライフード(被災地用は中で子袋に分けてないもの)
子猫・成猫レトルトパウチ種類問わず
塩素系ハイター(消毒用)
猫トイレ用紙砂
宜しくお願い申し上げます。
・受け入れ時間 平日12時から17時
・受け入れ先住所 〒210-0834神奈川県川崎市川崎区大島4-23-13-1F
TNR日本動物福祉病院 ボランティア事業部宛
支援金のご協力を宜しくお願い申し上げます。
保護場所が足りません。被災動物は一時福島県内ペットホテルに預け、順次、川崎に搬送しています。また、川崎にて少しでも多くの犬猫を保護収容できますようTNR日本動物福祉病院内シェルター部門の拡張工事を急いでおり見積もりをお願いしているところです。
振込先 郵便振替 口座番号 00240-3-17767 口座名義 犬猫救済の輪 044-276-9388
横浜銀行 大島支店 普通預金 口座番号 1189874 口座名義 犬猫救済の輪 044-276-9388
郵便振替は、通信欄に使途目的(例ー被災動物)と明記下さい。
尚、銀行振込の場合、お名前の欄以外は通帳に記入されません。お名前の前に使途目的(ヒサイ)とご記入下さい。
主に保護猫のお世話に協力いただけますボランティアさんを募集しています。
メールフォーム
※お知らせ
警戒区域内に犬猫等ペットを残している飼い主様へ
諦めず、チャンスを逃さないで!
被災地での動物と飼い主様・レスキューの皆様に大変有益な情報を発信して下さっています。
被災地迷子ペット探し掲示板
http://japananimals.bbs.fc2.com/
●消えていく命 ●ココニャン一家の縁結び
●神奈川県動物保護センター収容犬 ●川崎市動物愛護センター ●横浜市動物愛護センター
飼い主さん迎えに行ってください。犬を飼われている方、首輪に名札電話番号を付けてください。これから犬を飼われる方、ペットショップで買わないでください。センターの収容犬猫を家族に迎えてあげて下さいませんか。
被災地動物情報のブログ
http://ameblo.jp/japandisasteranimals/http://banbihouse.blog69.fc2.com/blog-date-20110702.html
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ここで、大変なことが・・・
何と捕獲してきた猫さんのうちの一匹が、まだ授乳中であることがわかりました。
この季節は、子猫を生んで育てている場合が多いので気を付けているのですが、体も痩せていてわかりませんでした。
けれど、よく確認しますとこれはまだ子猫は自立できる大きさまで育っていない可能性がある、すぐに母猫を戻してあげなくては残った子猫が生きていけない可能性があるという判断になりました。
捕獲器に入った際に、捕獲器を持ち上げ下からのぞいて、もっとしっかり見極めなくてはいけなかったと反省です。
母猫にいっぱい高栄養の食事を与えた後、車に乗せて、再び福島の元いた場所に戻すため出発しました。
私自身、もう、更に活動する体力は残っていませんが、それでも車にフード50キロ、水のタンク10本程を積み込んで行きました。福島についたのは夜、山道を進みます。
目的地まで着く間に何度も車を止めなければなりませんでした。
猫がいたからです。
家など一軒もない山道の道端に、どうして猫が。
大人になりきっていないような小さ目の猫が一匹だけ道端に。
それが2キロほど進むとまた、2キロほど進むとまた、というようにいるのです。
その都度、フード二袋と水を置き進むしかありませんでした。
一か所だけ、バス停のような形の雨がしのげる建物が残っていてそこには2匹いました。
そうして、母猫のいた場所にたどり着きました。その場所にもまだ残っている猫が3匹見えました。
母猫を放しました。子猫が育ってくれますように。
ここには、またこなければなりません。
けれど、もう、保護場所がありません。
ボランティアさんと話しても、どうしたらよいのか、そこから話が進みません。
シェルターを用意して、スタッフやボランティアさんで世話をしていただけるような場所を提供していただければ、まだまだ頑張って命を救ってくれる人たちはいるのに、そういう話は聞こえてきません。
言っていても始まらない、自分たちでできるところまでたとえ一頭でも助けるしかない、ボランティアさん達はそう言って来る日も来る日も行動し続けています。
フードと水を足して帰りを急ぎます。もしも帰りの山道でも猫に遭遇したらと思い、10キロは車に残してあります。
案の定帰りの山道でも数キロ進むと猫、数キロ進むと猫、フードも水ももうこれが最後。どうか、この先で猫に出会いませんように。
パトカーにも出会いました。事情を説明して、猫達にエサをあげて回っていることも話しました。今回、犬には出会いませんでしたが、おまわりさんに尋ねますとこの辺にも何頭もいますよということでした。
マイナス用語は極力使わないように心がけて、疲れたという言葉を使うことはまずないのですが、それにしましても、自分の身体の感覚を失いそうです。
臨時里親会、ありがとうございました。短い時間でも一頭でも暖かい家庭に送り出してあげたいと頑張ってみます。
子猫4匹、子犬1匹、良縁ありがとうございました。
被災猫達、更に力を入れて行先を見つけてあげなくてはなりません。
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2011年7月3日 カテゴリー:お知らせ(その他) ,新着
大切なペットを警戒区域20km圏内から保護・救出いたします
「福島県警戒区域内動物救援チーム」では、20km圏内に残されたペットを
無償で救出しています。
7月16日(土)から18日(月)の3日間、20km圏内に入り、ペットの保護・
救出活動を行いますので、ご希望の方はお申込みください。
【申込締切】
・平成23年7月15日(金)
【申込方法】
・「福島県警戒区域内動物救援チーム」に電話でお申し込みください。
電話 090-9200-2121
080-5197-6269 (上記連絡先不在時)
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・受け入れ時間 平日12時から17時
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保護場所が足りません。被災動物は一時福島県内ペットホテルに預け、順次、川崎に搬送しています。また、川崎にて少しでも多くの犬猫を保護収容できますようTNR日本動物福祉病院内シェルター部門の拡張工事を急いでおり見積もりをお願いしているところです。
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ペット里親会から転載です
香川多頭の現場には、

飼い主は 保健所すら中に入れず、
犬達を放すなと再三言われても聞きません、
今までも何十と言う犬達が噛み殺されて来ました、子犬達の死体も有りました、
飼い主は犬が可哀想とか、噛まれたら大変だとかは何も考えていません、
犬畜生だから仕方ないんだと、、、
田舎の方にいけば
こんな飼い主はごまんといます。
文句を言えばボランティアさんも敷地に入れなくなってしまう為に、
ボランティアさん達は 我慢に我慢を重ね、 1日でも早く
ここから一匹でも 出して上げたいと必死で世話をしています、
コムクの事で なかなか行かれなかった
ひょうごアニマルサークルさんにも
先ず 五匹引き受けて戴けますので 近々運ばなくてはなりません、
お山ではエアコンも完備してくれて準備は整ったそうです、
本当に有難いです
m(_ _)m、
香川から神戸三田まで 犬達を運んで下さる方、
香川の現場でお手伝いして下さる方
いらっしゃいましたらどうぞご連絡をお願いいたします
多頭のブログのメールフォームをご利用下さいませ
香川多頭の犬達の里親さん募集中です
みんな まだ若く一歳未満の子も 沢山います、どうかこの場所から一匹でも救って戴けないでしょうか、
宜しくお願いいたします m(_ _)m
☆7月6日のコムク☆
テーマ:ブログhttp://amba.to/n1Fpcq
皆様、コムクへの温かい応援メッセージ本当にありがとうございました。
コムクの今までの犬生は、決して幸せだったとは言えるものではありませんでしたが、
最期は多くの方々に見守っていただき安らかに眠りにつくことができました。
コムク自身こんなにも自分のことを想ってくれる人、涙してくれる人がいたなんて、きっとびっくりしていたと思います。
幸か不幸か、瀕死の大怪我をおったことで、コムクの存在は沢山の心優しい方々に知ってもらうことが出来ました。
コムクは、とにかくおっとり穏やかな性格、「人」が大好きなで
そしてとにかく我慢強い子でした。
入院中もスタッフの方から「この子はとっても我慢強いよ。相当痛いはずなのに、痛いとか苦しいとかの素振りも見せることがないし、もっとアピールしたらいいのに。今までの環境のせいかと思うと
見ているこっちが辛くなるね」と何度も言われました。
レスキューに入った頃のコムク
屋根のある場所ではありましたが、こっちから行ってあげないと触れあうことのできない奥の廃材に囲まれた場所がコムクの定位置でした。
本当は、人が好きでいっぱいかまって欲しいのに、いっぱい触って欲しいのに、
みんながワンワン大合唱の時でも 静かに私達を目で追ってるだけの控えめな子でした。
あの過酷な現場から初めて出られた場所は、新しいおうちではなく、病院でした。
体中が痛くて、苦しかったけど、その代わりにコムクの大好きな「人」それも「沢山の人達」の
優しさに触れることができました。
少しでも人に甘えることもできたのでしょうか。
たった12日間だったけど、コムクの夢が少しだけ叶ったんだと
沢山の愛を感じることが出来た12日間だったと思いたいです。
でも本当の幸せはもう少し先にあったのにね。
毎日撫でてもらって、毎日お話をして、毎日散歩に行って…
そんな当たり前の生活が待ってたのに…
元気になったらコムクを引き取りたいって言ってくれていた人がいたのに。
7月6日の朝のコムク
朝一番に会いに行くと、やっぱりご飯は食べないけど、自ら体を起こし、水を一生懸命飲んでくれました。
「昨日ブーに血を分けてもらったから、少し楽になったよ。」
「みんなに応援してもらってるし、僕頑張るからね」
って言ってくれているような感じに思えました。
私達が帰ろうとすると何度も起き上がり、なかなか帰れず困りましたが
後ろ髪をひかれる思いで一旦現場に行きました。
夕方、再度コムクに会いに行きました。
朝会った時より、呼吸が苦しそうなコムクの姿がそこにはありました。
でも、しばらくすると体を起こすことは出来ないものの、再び水を飲んでくれました。
安心したのもつかの間、先生から
「夜だけでもコムクの側に付き添ってくれる人がいたらと思うんですが、誰か家に連れて帰ってあげられる方はいませんか」
私達としては、このまま回復していくことしか考えてないというか、考えないようにしてただけかもしれませんが、回復する為にはここが一番の場所と思っていたのに…
先生の提案に困惑し、しばらく悩みましたが、ボラメンバーの家に連れて帰ることに決めました。
とにかくゆっくりと家まで車を走らせ、
「今日はずっと一緒だね」と、2人で寝室に運び入れました。
その間もずっと意識はしっかりして、いつもの可愛い目で不思議そうにまわりを見ていました。
部屋に入ってしばらくして、いきなりムクっと体をおこし私達の顔をじっと見つめ
一度大きく息をしたかと思うと、その後静かに息を引き取りました。
あっという間の出来事でコムクらしい穏やかな最期でした。
あの現場の中で 生き残ってきたコムクです。
誰かに守られることなく1人で戦ってきました。
襲った犬が悪い訳ではなく、全て人間の責任で
そしてフィラリアにかかってさえなければ、助かる命だったのかもしれません。
推定5歳の短い犬生でした。
あれもしてあげたかった、これもしてあげればよかったと後悔は尽きませんが
最期は1人ではなく、私達が見送ることができたこと、
温かい空気が流れるお家から旅立つことができたこと、
なによりコムクが苦しまないで逝くことができたことが救いです。
今思えば、私達の目を見つめ
「ボク もう行くからね」とお別れを言ってくれていたんだと思います。
最後に7月6日のコムクの姿です。
とても迷いましたが、生きたいという気持ちを強くもって、
頑張っているコムクの姿があります。
入院してから、毎日病院に行っていたけど、写真も撮っていたけど、動画は撮ったことがありませんでした。でもこの日なんとなく動画を撮ってみようという気分になりました。
この日が最期なんて思ってなかったから、危機感等1つも感じてない私達の声が入ってます。
実際に、この時はすごく元気だったから。
差し入れに牛肉を持ってきていたのですが、いらないって、鼻で力強く押し返してきています。
最期まで力強く生きていた姿を見ていただけると思います。
皆様への報告が遅くなってしまったことを深くお詫びいたします。
今日の午後13時30分から荼毘にふします。
テーマ:ブログhttp://amba.to/n1Fpcq
皆様、コムクへの温かい応援メッセージ本当にありがとうございました。
コムクの今までの犬生は、決して幸せだったとは言えるものではありませんでしたが、
最期は多くの方々に見守っていただき安らかに眠りにつくことができました。
コムク自身こんなにも自分のことを想ってくれる人、涙してくれる人がいたなんて、きっとびっくりしていたと思います。
幸か不幸か、瀕死の大怪我をおったことで、コムクの存在は沢山の心優しい方々に知ってもらうことが出来ました。
コムクは、とにかくおっとり穏やかな性格、「人」が大好きなで
そしてとにかく我慢強い子でした。
入院中もスタッフの方から「この子はとっても我慢強いよ。相当痛いはずなのに、痛いとか苦しいとかの素振りも見せることがないし、もっとアピールしたらいいのに。今までの環境のせいかと思うと
見ているこっちが辛くなるね」と何度も言われました。
レスキューに入った頃のコムク
屋根のある場所ではありましたが、こっちから行ってあげないと触れあうことのできない奥の廃材に囲まれた場所がコムクの定位置でした。
本当は、人が好きでいっぱいかまって欲しいのに、いっぱい触って欲しいのに、
みんながワンワン大合唱の時でも 静かに私達を目で追ってるだけの控えめな子でした。
あの過酷な現場から初めて出られた場所は、新しいおうちではなく、病院でした。
体中が痛くて、苦しかったけど、その代わりにコムクの大好きな「人」それも「沢山の人達」の
優しさに触れることができました。
少しでも人に甘えることもできたのでしょうか。
たった12日間だったけど、コムクの夢が少しだけ叶ったんだと
沢山の愛を感じることが出来た12日間だったと思いたいです。
でも本当の幸せはもう少し先にあったのにね。
毎日撫でてもらって、毎日お話をして、毎日散歩に行って…
そんな当たり前の生活が待ってたのに…
元気になったらコムクを引き取りたいって言ってくれていた人がいたのに。
7月6日の朝のコムク
朝一番に会いに行くと、やっぱりご飯は食べないけど、自ら体を起こし、水を一生懸命飲んでくれました。
「昨日ブーに血を分けてもらったから、少し楽になったよ。」
「みんなに応援してもらってるし、僕頑張るからね」
って言ってくれているような感じに思えました。
私達が帰ろうとすると何度も起き上がり、なかなか帰れず困りましたが
後ろ髪をひかれる思いで一旦現場に行きました。
夕方、再度コムクに会いに行きました。
朝会った時より、呼吸が苦しそうなコムクの姿がそこにはありました。
でも、しばらくすると体を起こすことは出来ないものの、再び水を飲んでくれました。
安心したのもつかの間、先生から
「夜だけでもコムクの側に付き添ってくれる人がいたらと思うんですが、誰か家に連れて帰ってあげられる方はいませんか」
私達としては、このまま回復していくことしか考えてないというか、考えないようにしてただけかもしれませんが、回復する為にはここが一番の場所と思っていたのに…
先生の提案に困惑し、しばらく悩みましたが、ボラメンバーの家に連れて帰ることに決めました。
とにかくゆっくりと家まで車を走らせ、
「今日はずっと一緒だね」と、2人で寝室に運び入れました。
その間もずっと意識はしっかりして、いつもの可愛い目で不思議そうにまわりを見ていました。
部屋に入ってしばらくして、いきなりムクっと体をおこし私達の顔をじっと見つめ
一度大きく息をしたかと思うと、その後静かに息を引き取りました。
あっという間の出来事でコムクらしい穏やかな最期でした。
あの現場の中で 生き残ってきたコムクです。
誰かに守られることなく1人で戦ってきました。
襲った犬が悪い訳ではなく、全て人間の責任で
そしてフィラリアにかかってさえなければ、助かる命だったのかもしれません。
推定5歳の短い犬生でした。
あれもしてあげたかった、これもしてあげればよかったと後悔は尽きませんが
最期は1人ではなく、私達が見送ることができたこと、
温かい空気が流れるお家から旅立つことができたこと、
なによりコムクが苦しまないで逝くことができたことが救いです。
今思えば、私達の目を見つめ
「ボク もう行くからね」とお別れを言ってくれていたんだと思います。
最後に7月6日のコムクの姿です。
とても迷いましたが、生きたいという気持ちを強くもって、
頑張っているコムクの姿があります。
入院してから、毎日病院に行っていたけど、写真も撮っていたけど、動画は撮ったことがありませんでした。でもこの日なんとなく動画を撮ってみようという気分になりました。
この日が最期なんて思ってなかったから、危機感等1つも感じてない私達の声が入ってます。
実際に、この時はすごく元気だったから。
差し入れに牛肉を持ってきていたのですが、いらないって、鼻で力強く押し返してきています。
最期まで力強く生きていた姿を見ていただけると思います。
皆様への報告が遅くなってしまったことを深くお詫びいたします。
今日の午後13時30分から荼毘にふします。
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